学校日誌

見守り隊の方へ 感謝の思いを・・・。

2022年8月30日 11時53分

 夏休み、日々の生活の中から見つけた「ありがとう」の気持ちを、作文に表してきた子どもがいました。登下校時に子供たちの安全を見守っていただける地域の旗振りの方への感謝の思いが綴られています。
 3年生の子どもの素直な気持ちが表れた、心温まる作文。御紹介します。
 (原文の表記は、そのままです。)

 ~はたふりのおじさんへ~
 「おはよう。」
 それは、ぼくが友だちと会えず、一人で登校していた日のことです。下を向きながら、とぼとぼ歩いていると、いつもとかわらないるい声が聞こえてきました。顔を上げると、いつものはたふりのおじさんでした。
 「おはよう。いってらっしゃい。」
 いつもとかわらないえ顔でぼくにあいさつをしてくれました。その声を聞いたとたん、ぼくはほっとして、元気に学校に行くことができました。
 それに、はたふりのおじさんは、あつい日もさむい日も、雨の日もかわらずぼくたちを見まもってくれています。そのたびに、ぼくは、そのおじさんのえ顔とやさしさに、ありがとうの気持ちでいっぱいになります。そして、ぼくは、元気に学校に行くパワーをもらいます。
 ある日、ぼくは、お母さんとはたふりのおじさんについて話していました。すると、はたふりというのは、ボランティアという、お金をもらわずに、だれかのためにはたらくことだということを知りました。お金をもらわずにはたらくなんて、すごいな、とぼくはびっくりしました。けれど、お金なんかより、ぼくたちを大切に思ってくれているのだと気づきました。
 ぼくは、そんなはたふりのおじさんが、本当にすごいと思います。ぼくも、しょう来、人のことを考えられる、やさしい人になりたいです。そして、ボランティアというものにも、いつかちょうせんしてみたいです。
 はたふりのおじさん、いつもぼくたちを見まもってくれてありがとう。ぼくも、これから、おじさんにまけないくらいの元気な声で、あいさつをしたいと思います。